株式会社ミナデイン(以下、ミナデイン)は、将来絶えてしまうかもしれない全国の絶品グルメを未来に残していく「絶メシ」プロジェクトの一環として、7月14日(火)新橋に絶メシ支援を目的とした「烏森 絶メシ食堂」をオープンします。
「絶メシ」とは、時代の流れとともに“絶滅してしまうかもしれない、地元に愛されてきた絶品グルメ”のことです。群馬県高崎市のシティプロモーションとしてスタートし、様々なメディアでも取り上げられ話題となり、その活動は福岡県や石川県にも広がり、書籍化やついにはテレビドラマ化もされました。
昨今、新型コロナウイルス感染対策による人々の外出自粛や、お店の営業自粛の影響で、日本の多くの飲食店が危機的状況に追い込まれています。閉店を余儀なくされるお店も少なくありません。これまで飲食業界の様々な課題に挑戦し新たなフードビジネスを手がけてきたミナデインとして、新型コロナウイルスの影響で増えることが予想される “絶えてしまいそうな絶品グルメ”を未来へと残す支援をしたいと考え、今回「絶メシ」プロジェクトとタッグを組み、応援型飲食店「絶メシ食堂」を立ち上げることを決意しました。
この食堂では、全国の“絶メシ店”の長年愛されてきたメニューのレシピを店主から直接伝授していただき、スタッフが東京・新橋の店舗にて再現・提供します(もしくはメニューを買い付けて提供)。そしてそのメニューの売上の一部を、レシピを教えていただいたお店に還元していきます。お客さまは、東京にいながら“絶メシ”が食べられるだけでなく、離れた地域のお店の売上に貢献することができます。またお店側にも、運営上の負担が極力ない新しいフードシステムです。
第一弾として、絶メシの発祥地である群馬県高崎市の「からさき食堂」の白いオムライス(ホワイトソースオムライス)、「松島軒」の黄色いカレーなど、全3店舗の絶メシを提供します。絶メシ食堂にて提供するメニューは今後、全国に眠っている絶メシグルメから随時追加していく予定です。
群馬県高崎市「からさき食堂」【白いオムライス】900円
学生の街で半世紀に渡り愛され続けている「からさき食堂」の名物メニュー。香ばしく炒めたケチャップライスをふんわりオムレツで包み、仕上げに白いホワイトソースで浸す愛情たっぷりのオリジナルオムライス。
群馬県高崎市「松島軒」【黄色いカレー】900円
昭和12年創業、以来80年以上に渡り高崎市民に愛されてきた「松島軒」。そんなお店の看板メニューが、この昭和のノスタルジーを感じさせる「黄色いカレーライス」。創業者が考案したレシピは一子相伝で、息子~孫と受け継がれてきたもの。
千葉県木更津「大衆食堂とみ」【ポークソテーライス】1500円
ドラマ『絶メシロード』にも登場した木更津の「大衆食堂とみ」の大人気メニュー。濃い目のソースと絡んだ分厚いポークがたまらない一品。(※本メニューはレシピ伝授メニューでなく、本食堂がその味を再現させていただいたインスパイア絶メシです)
以下、店舗の詳細になります。
【店名】
烏森 絶メシ食堂
(※東京・新橋にあるミナデインが運営する「烏森百薬」店のランチタイムを「烏森 絶メシ⾷堂」としてオープン)
【営業時間】
12:00-15:00(火曜-土曜/祝日は不定休)
【住所】
東京都港区新橋2-15-5
【公式twitter】
@zetsumeshi_S
〈参考〉群馬県高崎市発のシティプロモーション「絶メシ」とは
団塊世代が70歳を迎え、団塊世代経営者が営む後継者不足状態の中小・零細企業の廃業数が急増するとされている「2017年問題」など、日本の飲食店を含むサービス業の後継者不足が社会問題となっていた中、そういった問題を解決するきっかけとして2017年に企画されたのが『絶メシリスト』です。『絶メシリスト』は、高崎市民の皆様から頂いた、失うには惜しく、絶やしてはならないと思う高崎の絶品グルメ情報の中から、プロのグルメライターたちで編成した『絶メシ調査隊』が厳選した「絶メシ」を紹介する高崎市オリジナルのローカルグルメサイトです。