「罰ゲームではなく、ご褒美」
”テキーラ一気!”
ここ東京都港区においてテキーラは、
多くの場合「罰ゲームに飲むもの」を連想します。
場を盛り上げるためのゲーム、そして勢いで飲まされる強いお酒。
改めて味わうと美味しいのに、
しっかりと嗜むお店が少ないのはなぜだろう?
以前から疑問に思っていました。
どのように飲むかは個人の好みによって異なりますが、
本場メキシコでは会話を楽しみながらテキーラを嗜む文化があります。
罰ゲーム、一気飲み、泥酔でも構いませんが、
改めて本物の美味しいテキーラを味わってみませんか?
という想いが、今回の着想のはじまりです。
・・・
テキーラときたら当然、
美味しいメキシコ料理ですが、
それだけでは
居酒屋文化の新橋に何かが足りない気がする、
新橋のお客様にすぐ飽きられてしまう気がする、
「テキーラを味わう居酒屋料理とはどんなものだろう」
そんなぼんやりとした課題を抱えていました。
・・・
しばらくの間、
テキーラについて勉強していたところ、
“テキーラに一番造りが似ている日本のお酒は泡盛”
という情報に偶然たどり着きました。
・・・
考えてみれば、
“沖縄とメキシコ”には、
テキーラと泡盛以外にも多くの共通点があります。
・ほぼ同じ緯度
・先祖崇拝の慣習
・琉球ガラスとメキシコのグラスの作り方 などなど
距離は遠いが、何かが近い。
国交が深いわけでもないのに類似点が多い。
これだけの類似点があるのだから、
お互いの料理とお酒を混ぜ込んでもピッタリなはず。
そんな流れから、
料理=沖縄料理を中心に居酒屋のメニュー構成に、
お酒=メキシコ中心に定番から嗜むテキーラまで、
併せて””沖縄メキシカン””、というコンセプトが生まれました。
店名は、「かんぱい模様」
かんぱいには、
お酒と共にある文化や、お酒と共にあるスタイルを、
模様では、
陽気な性格などの人間模様と、南国の空模様を、
表現しています。
このお店を通して伝えたいのは、
沖縄にもメキシコにも共通する、
乾杯すれば家族同然という陽気な人間模様の重なり合い、
そして、
新たなつながりが自然に生まれる
酒場の中にある偶然の素晴らしさ、です。
・・・
「人が一生で出会う人の数」
なんらかの接点を持つ人 30000人
学校、職場、近所の人 3000人
親しく会話する人 300人
友人と呼べる人 30人
親友と呼べる人 3人
かんぱい模様で乾杯する人 無限
偶然出会った目の前の人と最高の乾杯を、
良いお酒を通して自然なつながりを。
コミュニケーションに神経質なこの時代に
肩書も平らに距離感も近く、自然に乾杯したくなるお店。
「かんぱい模様は、人間模様」
ー 2026年2月13日
